2024年現在の世界最高峰ダーツPDCリーグで活躍しているルーク・ハンフリーズ(Luke Humphries)選手のフォームを徹底分析していきたいと思います。
海外ダーツ好き、MM(エムエム)です。
今回はルークハンフリーズ選手のフォームを徹底的に分析して、ダーツの技術向上に役立たさせてもらえればと思います。
・ルークハンフリーズ選手について
・ルークハンフリーズ選手のフォーム
・どんな人が参考になるか
ダーツプレイヤー
MM(X@MMisaki180)
詳しいプロフィール
- ダーツライブレーティング 10Rt. Aフライト
- 身長 167cm(時々167cm)
- ダーツ歴10ヶ月
- 師匠と勝手に呼ばせていただいている人 フィルテイラー様
ルークハンフリーズ選手の概要
ルークハンフリーズ選手は現世界一のプレイヤーです。
名前 | Luke Humphries(ルーク・ハンフリーズ) |
ニックネーム | COOL HAND LUKE |
世界ランク | 1位 |
生年月日 | 1995年2月11日 |
TVタイトル | 5タイトル |
放送されないPDCタイトル | 8タイトル |
ウォークオンミュージック | DNCEのCake by the Ocean |
主なスポンサー | Red Dragon |
使用ダーツ | Red Dragon 22g |
直近行われた、ワールドダーツチャンピオンシップで超新星ルークリトラー選手を打ち破り、優勝しています。
その他にも
◯2023年プレイヤーズチャンピオンシップファイナルズ
◯2023年グランドスラムオブダーツ
◯2023年ワールドグランプリ
でタイトルを獲得している現在のPDCトッププレイヤーです。
今でこそ世界ナンバーワンのダーツプレイヤーですが、2017年12月頃からパニック障害に悩まされていたという過去があります。
このパニック障害により、将来ダーツプレイヤーを継続するか迷っていたそうです。そんな困難を乗り越え世界最高峰の舞台で活躍している姿を見ると、勇気と闘志をもらえます。
ルークハンフリーズ選手のフォーム分析
YouTubeのPDC公式(https://www.youtube.com/@officialpdc)の動画を主に参考にして、ルークハンフリーズ選手のフォームを分析していきたいと思います。
セットアップ時
セットアップへの入り方
セットアップに入る前段階からターゲットをみている(注目している)のがわかります。これにより、体の軸をぶらさずに構えることができ、狙ったところに投げやすくしているのではないでしょうか。
スタンス
立ち位置としては真ん中よりも若干右よりなのかなという印象です。
両足先をターゲットに向け、顔をターゲット正面に来るようにセットしています。体がひらいているのは顔がターゲットに向かって正面を向いていることの副産物でしょう。
クローズドスタンスとオープンスタンスをまぜた感じの構え方です。
グリップ
グリップは動画だと4グリップにみえます。
・親指:ダーツを乗せるように
・人差し指:親指に乗せたダーツを抑えこみ
・中指:ダーツの下部分に潜り込ませ、バランスをとっています
・薬指:矢先を上から抑えるように固定
・小指:薬指に合わせるようにひらいています
しっかり固定されるグリップのようにみてとれます。構える時にダーツを回す選手がいる中で、ハンフリーズ選手は回さずにダーツを固定して構えています。
テイクバック
一見、ノーテイクバックに見えますが、しっかりとテイクバックをしています。
流れるような速さでスローまでしていますが、この時点でターゲットとダーツを合わせています。構えの高さとしては右目の少し下辺りにくるような高さです。
テイクバックをしています。画像で見るとわかりやすいですね。
この時のテイクバック位置は顔の右側に位置していることが見てとれます。
スロー
テイクバックをとった後、振り抜くようなスローの仕方です。みていると、優しくふんわりとターゲットに入れてあげる感覚で投げているんじゃないかなと思います。
リリースは腕が90度になる位置くらいです。
ダーツを投げ終わった後は腕を振り下ろしています。なので、ターゲットに向かって残っていません。
ダーツの飛びは、はじめの方にフライトが下向きになりターゲットには矢自体が上向きに刺さる裏抜きです。
ルークハンフリーズ選手の使用バレル
ルークハンフリーズ選手のバレルは5種展開しています。
提供ブランドは「Red Dragon」
形はトルピードで統一されています。
ちなみに、ハンフリーズ選手は一番使いやすいのか、”XT1”を2024年のワールドチャンピオンシップでは使っていることがわかります。
まとめ
ルークハンフリーズ選手のフォームについて徹底分析してみました。
ルークハンフリーズ選手は現世界1位プレイヤーです。フォームを見てわかったのは”脱力”の大切さです。
ハンフリーズ選手は過去にパニック障害というダーツというスポーツではかなり致命的なメンタルシックでした。しかし、それを乗り越えて現世界1位にいるという理由がフォームから見て取れます。
もし、緊張して本番で自分のパフォーマンスができないという方はぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
以上
ダーツがもっと広まってほしいと願う
エムエムでした
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