PDCダーツ大好きな、MM(エムエム)です。
最近PDCダーツ(プロフェッショナル・ダーツ・コーポレーション)で話題沸騰の選手をご存知でしょうか?
PDC:英国のダーツ団体。数々の名プレイヤーが揃っている)
その名も…”ルーク・リトラー”(Luke littler)
今回はそんな英国のプロフェッショナルリーグで活躍中のルーク・リトラー選手について解説していきたいと思います。
この記事でわかること
・PDC新星「ルーク・リトラー」選手について
・PDCワールドダーツチャンピオンシップの結果
・ジュニア最強プレイヤーの投げ方について
・ルーク・リトラー選手の使用ダーツ
ダーツプレイヤー
MM(X@MMisaki180)
詳しいプロフィール
- ダーツライブレーティング 10Rt. Aフライト
- 身長 167cm(時々167cm)
- ダーツ歴10ヶ月
- 師匠と勝手に呼ばせていただいている人 フィルテイラー様
ルーク・リトラー選手の概要
ルーク・リトラー選手は英国のPDC(プロフェッショナル・ダーツ・コーポレーション)で活躍しているダーツプレイヤーです。
なぜ、今話題になっているのかといいますと、世界で一番強いダーツプレイヤーを決める大会で、数々の強敵を破り、初出場16歳という若さで決勝戦まで勝ち進んだからです。
そんなルーク・リトラー選手の概要がこちら
年齢 | 16歳(現在17歳) |
誕生日 | 1月21日 |
利き手 | 右投げ |
身長 | 178cm |
世界ランキング | 164位 |
登場曲 | ピットブル「Greenlight」 |
実は、ルーク・リトラー選手、好成績を残したのは今回が初めてではないのです。
ルーク・リトラー選手は18歳未満のダーツツアーである「JDCアドバンスツアー」では11回の優勝という圧倒的強さを誇っています。
この18歳未満のダーツ大会での圧倒的な強さがあり、今大会のワールドダーツチャンピオンシップで初出場準優勝というインパクトが大きい結果を残しました。
さらに、日本時間1月19日に行われた2024年ダーツマスターズでは”最強”とも言われているマイケル・ヴァン・ガーウェンを破り優勝しました。
なんということでしょう。
ちなみに、マイケル・ヴァン・ガーウェンはめちゃくちゃ強いです。そんな強敵を決勝で倒し、優勝です。
こんだけ投げられたらどれだけ楽しいことか…。ルーク・リトラー選手も大会中めちゃくちゃ楽しそうでした
ルーク・リトラー選手の小ネタ
16歳でバリバリ活躍中のルーク・リトラー選手ですが、なんとダーツを始めたのは1歳半。
世の中に生まれ落ちてわずか1年半でダーツの世界に足を踏み入れるというびっくり。8〜9歳頃には引っ越し先のウォリントンのパブで週4.5でダーツをしに行っていたそうです。
そして、わずか8歳の頃にダーツの学校である「セントヘレンズ・ユース・ダーツ・アカデミー」に入学し、彼のダーツのレベルはどんどんと上がりました。
ダーツは感覚のスポーツなので「幼少期からダーツに触れること」、「少しでも多くダーツに触れていること」はかなり大切なんじゃないかなと勝手に考察してみました。
PDCワールドダーツチャンピオンシップの結果
2024年度のPDCワールドダーツチャンピオンシップは結果、「ルーク・ハンフリーズ」選手が優勝し、ルーク・リトラー選手は準優勝になりました。
決勝スコアは7:4
ただ、ルーク・リトラー選手、トーナメント中に5度の世界チャンピオン「R.ファン・バルネフェルト」、全米オープン優勝者「アンドリュー・ギルディング」、2018年の世界チャンピオン「ロブ・クロス」という数々の強敵を打ち破り決勝の舞台まで進んでいます。
さらに、本大会でルーク・リトラー選手は9ダーツフィニッシュ(9投でゲームを終わらせること)の一歩手前までいっています。
準優勝のルーク・リトラー選手は賞金20万ポンド(約3600万円)を手に入れました。
ルーク・リトラー選手の特徴
それでは、ルーク・リトラー選手のスローの特徴をみていきましょう。
私が感じたスローの特徴としては
①前傾姿勢
②裏抜き投げ
③テークバックは深め
④テークバックのときの手の捻転
⑤フォロースルー時の手首の返し
⑥上がり数字は体感「D20 」が多い
の6つです。
①前傾姿勢
構えはやや前傾姿勢の特徴的な構え方です。
構えとしては最強ダーツプレイヤーのマイケル・ヴァン・ガーウェンをおもわせます。
しっかりと軸足に重心が乗りつつも、左足がしっかりと地面についていることから、重心は左足にも残っているとみえます。
上体を前傾に倒し、体を固定しているイメージですね。
②裏抜き投げ
ダーツの飛びは裏抜きです。
裏抜きという飛び方はダーツが手を離れた後に矢先が上に上がる投げ方です。
PDCの選手はほぼこの裏抜きで投げています。というのも、スタッキングといった矢を一点に集め易くする技法はこの裏抜きで飛んでいる方がやりやすいからと言われています。
③テークバックは深め
テイクバックは顔の下くらいまで引く深めのテイクバックです。
このテイクバックのときに一瞬のための時間があるため矢に力が入りやすいのではないかなと考察しています。
さらに、限界までテイクバックをするため、テイクバックが一定になることも安定性に繋がっているのではないでしょうか。
④テークバックのときの手の捻転
よく見ると、テイクバックのときに手を矢先が顔側にくるように捻転しているのがわかります。
これはおそらく体の癖なんじゃないかなと考察しています。
⑤フォロースルー時の手首の返し
矢を離した後に腕を伸ばし切ります。その時に手首の返しがほぼ90度。
手首が柔らかいですね。
これもマイケル・ヴァン・ガーウェンと似ています。
おそらく矢を投げる際に矢の抜け感を大事にしているのではないでしょうか。
私も抜け感を感じようとする時は手首を柔らかくするのをイメージし、フォロースルーのあとは90度まではいきませんが、手首が返っているのがわかります。
⑥上がり数字は体感「D20 」が多い
ダブルアウト(外枠の細い部分で上がる方法、ここに入れば点数が2倍になる)の際には、見ていた感覚20のダブルアウトが若干多いのではないかなと思いました。
自分の得意のダブル枠を持っておくことはかなり大切ですね。
使用バレル
使用バレルはルーク・リトラー選手のスポンサーである「ターゲット」が作成しています。
メーカー | ターゲット |
形状 | ストレート |
グリップ | カット強め、後方は細かいカット |
重量 | スティール23g ソフト19g |
材料 | タングステン90% |
配色 | 紫、黄色、黒 |
ダーツをやっていて強い人は大体ターゲットとスポンサー契約しているイメージ。
このバレルの格好良いポイントは何と言っても”配色”
この紫、黄色、黒という芸術品みたいな配色の仕方が私は好きです。
ソフトダーツだと少し重めの分類には入りますが、フィル・テイラーなどのバレルと比べると軽めではあります。
少し重めのストレートバレルを使いたい人におすすめしたいバレルです。
こんな人に参考になる
ルーク・リトラー選手の投げ方は
・テークバックのときに腕が固まってしまう人
・リズミカルに投げたい人
・ノーセットアップで投げたい人
におすすめだと言えます。
良く狙いを定めるとテイクバックのときに腕が硬直した感覚に陥ってしまう人、テンポがなかなか掴めない人、セットアップ(矢と的を合わせる動作)をしたくないマイケル・ヴァン・ガーウェンのように投げたい人には参考になる投げ方です。
私も試してみましたが、腕が固まらなくなり、投げやすくなりましたが、同じ動作を継続することができなかったので諦めました…。
投げ方で悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
まとめ
今回はルーク・リトラー選手について解説してみました。
1ダーツプレイヤーとして注目せずにはいられないニュースでした。
これをきに「PDCみてみたくなった!」という人はぜひ見てみてください。
視聴媒体は
・YouTube
・PDC.TV
・DAZN
です!
視聴できるサイトについてはまた後日解説していきたいと思います。
以上
エムエムでした
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